KRZ 都市型狭小共同住宅

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本計画は、設計・施工における様々な技術・知識を集約することで可能となる10m以下4層の都市型狭小共同住宅のプロトタイプである。RCの壁式構造を採用することで、耐震性に優れ、施工コストも合理的である。また、建物高さ10mでは、3層が一般的であるが、4層とすることで、坪単価の高い都市部の土地において、ROI(投資効率)の観点でも収益性に優れた計画となっている。さらに、各住戸の専有面積を抑えながらも、開口部を調整し、水回りをコンパクトに配置することで、狭小空間でも広く感じられる快適な居住空間を作り出し、都市部の多様な不動産需要に応答している。
外観デザインにおいてはブラックを基調とし、細部に木目の柔らかな素材感、RCのソリッドな素材感を用い、多様な植栽を効果的に配置することで、周辺物件とは一線を画すファサードを生み出し、シリーズ化している。

▢DATA
用途:共同住宅
竣工日:2020.04
所在地:東京都新宿区
規模:236.59㎡
業務範囲:建築設計DSC03487.jpg のコピー_R
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