名古屋市の住宅
敷地は、名古屋市の住宅街の一角で南側道路の敷地である。ハザードマップ上で水害のおそれのある地域のためか、近隣の旧い住宅は700mm程度の盛土の上に建っていた。
本計画ではこれにならい、高基礎を採用することで1階床レベルを通常より1m程度上げ、水害に備えつつ、床下を収納や設備配管の維持管理スペースとして有効利用している。さらに、スキップフロアとすることで2台の駐車場を確保すると同時に、1階室内への道路面からの視線を遮り、屋根付き吹抜形状のバルコニーを介して南面の太陽光を室内に効率よく取り入れている。
また、この地域の春から秋にかけての卓越風にならい、メインの窓を設けることで、室内に風の通り道をつくり、窓を開けた時に、少しでも快適に過ごすことのできる室内空間を実現している。
本計画ではこれにならい、高基礎を採用することで1階床レベルを通常より1m程度上げ、水害に備えつつ、床下を収納や設備配管の維持管理スペースとして有効利用している。さらに、スキップフロアとすることで2台の駐車場を確保すると同時に、1階室内への道路面からの視線を遮り、屋根付き吹抜形状のバルコニーを介して南面の太陽光を室内に効率よく取り入れている。
また、この地域の春から秋にかけての卓越風にならい、メインの窓を設けることで、室内に風の通り道をつくり、窓を開けた時に、少しでも快適に過ごすことのできる室内空間を実現している。